東京ヤクルトスワローズ高津監督ありがとう。”絶対大丈夫”にまつわる私とのエピソードです。

   by Tsuyoshi Mizushima        
東京ヤクルトスワローズ高津監督ありがとう。”絶対大丈夫”にまつわる私とのエピソードです。
東京ヤクルトスワローズ、20年ぶりの日本一おめでとう!
今年の日本シリーズは、とにかく盛り上がりましたね。面白かった。私は野球少年出身ですので、毎年そこそこ日本シリーズは注目してみているのですが、どちらに転がってもおかしくない紙一重の試合展開が、昔抱いていたワクワク、ドキドキの感覚を刺激してくれました。シーズン中では味わえない短期決戦だからこその魅力が、そこにはあった気がします。どちらが勝っても昨年最下位からの日本一でしたからね。とにかく、感動しました。
そして印象的だったのが、高津監督の口から発せられた今年の東京ヤクルトスワローズの躍進を象徴するワード、”絶対大丈夫”。この高津監督の言葉が常に選手の背中を押し続けたんだと思います。
最近、わたしもこの言葉、結構耳にするんです。でも、私が耳にする”絶対大丈夫”は少しニュアンスが違います。
絶対大丈夫?
何が違うかって、?(クエスチョン)付きなのです(汗)。現在、Kabbaraにて経済と貢献を圧倒的なレベルで実現するビジネスモデルをスタートさせています。活動の中で投資家の皆様からいただく、ありがたいお言葉です。ありがたいお言葉ですが、なんとか”?”が取り除ける関係性を築いていけるように頑張りたいと思います。まぁ、そんなことが言いたいのではなくて…
人が人に届ける「”絶対大丈夫”」。なんかいいですよね。
自分に投げかける”絶対大丈夫”ってベースが不安や疑いからくる自己暗示的な要素があると思うんです。でも、他者から投げかけられる「”絶対大丈夫”」って、「自分の存在すべてを受け入れ、認めてくれているんだー」。なんて、ほっこりした気分になりませんか?「なんかわからないけど、がんばろう!」って、勝手にこころが前を向いてくれる。
個人の力なんて当然、たかが知れているわけで、登りたい山が高ければ高いほど、険しければ険しいほど、チーム(組織)のチカラが絶対に必要。そのチカラが発揮される状態があるかないかで、すべての局面にて大きく違いが生まれてきます。高津監督が投げかける「”絶対大丈夫”」という言葉のエネルギーが選手に勇気をあたえ、その結果、見事に今回の日本一達成。そしてプラスして、野球ファン以外の人たちまでも巻き込むほどの影響力(インパクト)を生んだ。
これって、社会貢献では。
実はいちばん大事であり、誰でもでき、しかもすぐに始められる社会貢献だと思うのです。
寄付をする。困っている人を助ける。社会問題を解決する。社会問題を解決するビジネスを立ち上げる。そんな取り組みをしていなくとも、今いる場所からすぐに生み出すことが出来るソーシャルインパクトがある。そんなことを高津監督(先生)並びに、東京ヤクルトスワローズから教えてもらいました。
昨年最下位が、今年日本一。もちろん、そんな単純なことではないと思うのですが、技術的にたった一年間で劇的に変化することは考えにくい。プロですから、もともとチカラはある。そのチカラを引き出す魔法の言葉が、”絶対大丈夫”だったのでは。なんて、感じるのです。
現在、Kabbaraとしての持続可能な社会の実現へ様々な未来への準備に取り掛かっているのですが、事業構築準備中の「今」という時間の中にもっとたくさんの”すぐに始められる貢献”がある。そんな、あたりまえに気づかせていただきました。そして、テクニックとは違う、チームKabbaraとして心からの”絶対大丈夫”にたどり着く「今」を大切に過ごしていきたいと思います。
今日、私から放たれた言葉は、だれに、どんなエネルギーをもたらしただろう?
大切にしていきたい自問自答です。
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
こころより、感謝申し上げます。
追伸
タイトルに「私とのエピソード」と入れてしまいましたが、高津監督は私のことを一切知りません。私の勝手な思い込みエピソードでした。

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