もう他人事ではない。国内1億人が関わっています。

   by Yu Numakura        
もう他人事ではない。国内1億人が関わっています。
さっそくですが問題です。上記のオレンジ色に塗られた地域は何を表しているでしょうか?
このオレンジになっている部分、これ実は都道府県、市、町、区、村、それぞれ独自で脱炭素宣言をしている地域を表しています。『これ本当!?日本の国ほぼほぼ全域で脱炭素に向けた宣言をしているの?』と思われるかもしれません。
確かに、日本は国として2050年までのカーボンニュートラル宣言を行っていることは周知の事実だと思います。一方で、地方自治体が各々オリジナルの宣言を行っていることは、その地域に住んでいる方でも意外と知られていないかもしれません
でも知られていないだけで、その数はなんと329自治体(35都道府県、193市、3区、79町、19村)。宣言している地域の人口は1億516万人というほぼ日本の全人口が関わる地域です。この数字を見ると上記のオレンジ色も頷けますね。

意外と知られていない地域ごとの宣言と取り組み

令和元年の4自治体から現在329自治体まで広がったこの地域別カーボンニュートラル宣言は、それぞれ地域に住む住民と一丸となって達成していく宣言です。ちなみにこれをゼロ・カーボンシティと言います。
ぜひインターネットでゼロ・カーボンシティで検索してみてください。本当に多くの自治体がそれぞれの公式サイトで宣言をしています。
※ちなみにこちらは、高松市のゼロ・カーボンシティ宣言ロゴ。市内の学生さんがデザインしたもの。こういったコラボレーションで取り組みを一丸となって進めていく感じも良いですね!
これまでは政府機関や企業が中心となって脱炭素への取り組みを進めてきたことは事実だと思いますが、これから先の未来、少なくとも全世界共通のターニングポイントである2050年までは政府や企業だけではなく、地球に住む私たち1個人の活動も大きな影響力となっていくはずです。
正直に言うと、最近までゼロ・カーボンシティの取り組みがここまで広がっていて実際どんなことを各自治体が行っているかはあまり知りませんでした。自分が住んでいる地域の取り組みさえも薄っすらと記憶にあるくらいでしたので、これからじっくりとまずは自分の地域の宣言と取り組みを確認したいと思います。
住んでいる地域の宣言と取り組みを今日まで知らなかった、という方は、まず知ることからぜひ始めてみてください。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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