カーボン・クレジット市場の累計売買高が◯万トン超え

   by kabbara        
カーボン・クレジット市場の累計売買高が◯万トン超え

2023年10月10日の記事でご紹介しました「東京証券取引所のカーボンクレジット市場」。約1年間の実証実験を経て、2023年10月11日に予定通り開設し取引スタートとなりました。取引開始後カーボンクレジットは実際に売買されているのでしょうか?

カーボン・クレジット市場の累計売買高が1万トンを超えました

(東京証券取引所カーボンクレジット市場日報より)

東証では、取引開始から8日間で10,044トンのクレジットの売買が行われました。国内ではまだまだカーボンクレジットの売買が活発化していない現状から、当初数日間で1万トンを超える予想はされていなかったそうですが、8日間で予想を上回る1トンの取引達成。今後さらに取引が活性化されることが予想されているとのことです。

市場参加者も増加する見込み

東京証券取引所のカーボンクレジット市場参加者は、現在224者と発表されています。ほとんどの参加者が実証実験段階から参加されていた法人・団体とのことで、今後これまで実証実験で様子を見ていた法人・団体による参加登録が増加していくことが見込まれています。

また、市場参加者だけではなくクレジット取引を活性化させる目的で、来年に向けマーケットメイカー制度などの展開もあるようです。

参加者として興味のある方はこちらのオンライン説明会も一度チェックしてみてはいかがでしょうか?

現在、東京証券取引所が発表している情報量が少なく資料なども限られていますので、今後Kabbara Timesではより噛み砕いた情報などを共有していく予定です。

より詳しい情報を知りたい方は、ぜひ公式サイトから情報をチェックいただければと思います。

東京証券取引所カーボンクレジット市場
https://www.jpx.co.jp/equities/carbon-credit/index.html

コラムカテゴリの最新記事