経済と貢献の共存「Sustainable ACT」とは?

   by Yu Numakura        
経済と貢献の共存「Sustainable ACT」とは?

Sustainable ACT(サステナブルアクト)は、Kabbaraの商品/サービス企画のベースになっている商品設計における取り組みです。”サステナブル”な社会を実現するための”アクション”という意味から名前を考案しました。

一般的に企業が生み出す経済的な利益と社会的な貢献は切り分けられていることが多いですが、Sustainable ACTは『経済』と『貢献』を両立する、消費者を起点とし生産者に循環する持続可能なしくみが商品設計された取り組みです。

Kabbaraは、このSustainable ACTによって設計された商品/サービス展開を基軸としています。したがって、商品/サービスが広がれば広がるほど『経済と貢献を同時に生み続ける』ことができます。

ラオス産コーヒーにおけるSustainable ACT

現在Kabbaraで扱っているラオス産コーヒーでは、コーヒー豆1キロが消費されるたびに、”1本のコーヒーの苗木”がラオス現地の農家に贈られます。贈られたコーヒーの苗木は農家の方々によって育てられ、収穫・流通の過程を経て、農家の経済的な向上や環境保全などの社会的インパクトへ循環していきます。

ラオスSustainable ACTによる経済&社会的インパクト

農家の未来の経済活動へ
ラオス国民のおよそ70%を占める農家の多くは貧困農民と言われ、首都で働く人の平均月収が、農民にとっての年収に相当。フェアトレードと苗木の贈呈により、農家の豊かな未来の経済活動に貢献。

温室効果ガスの軽減効果
1本のコーヒーの木を育てることにより、年間約3kgのCo2削減ができる試算がされています。Sustainable ACTを通じて、2030年までに年間844,938 t-Co2の累計削減を目標に、未来の大きなCo2削減・カーボンオフセットに貢献していきます。

2050コーヒー問題の解消
現在、世界中のコーヒー需要が急激に増しており、コーヒー豆が2050年には不足状態になると言われています。これからもわたしたちが美味しいコーヒーを飲み続けられるためにも、Sustainable ACTは、コーヒー市場を支える生産を確保するための取り組みとなります。

このアクションにご参加いただいている企業/個人のみなさまと一緒に、サステナブルアクトと名付けられたこの仕組みを通じて、名前の通りサステナブルな社会を実現するために日々アクションを続けていきます。

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