hmp2030のワーキンググループの役割に関して書いてみました

   by Tsuyoshi Mizushima        
hmp2030のワーキンググループの役割に関して書いてみました
いつもKabbara Timesをお読みいただき誠にありがとうございます。本日の情報は、2030年までに、土壌再生/改良を起点とする、CO2吸収削減1億トンの実現を目指す「Hundred million」PROJECT2030(以下、「hmp2030」)に関するワーキンググループの役割に関してお届けいたします。よろしくお願いいたします。
未来の人類に誇れる2030年を、ともに。
hmp2030ワーキンググループのビジョンは、地球に生まれたすべての人に可能へのインスピレーションを届け、成長し、励まし会える最高の存在(コミュニテイー)となることです。
特に「可能へのインスピレーション」。
みんなの思考を、不可能から可能領域へとシフトする、インスピレーションが届けられるコミュニティーでありたいと考えています。現在、脱炭素へ向けた取り組みに関しては世界的に様々な意見がかわされていますが、どちらかというと「今のままでは無理」という見解が多いのが事実。UNEP(国連環境計画)の発表や、​​英国グラスゴーで開催されたCOP26(第26回国連気候変動枠組条約締約国会議)においても、非常に厳しい意見。実は、私たちもそう思っています。だからこそ、このプロジェクトがあるわけですが…
カーボンニュートラルは、全人類が関係するかつてなかった難問です。精神的にも物質的にも大改革が求められるレベルであるのは間違いありません。いずれにせよ、実現しなければなりません。
「どのようにしたら…」の、その先に必ず可能は存在しています。
あなたのインスピレーションから生まれるアイデアによって「あなたのビジネスの成長が、自然と脱炭素社会に繋がっている」。そんなインスピレーションに刺激を与える活動と発信をしていきたいと思います。
上記が、ワーキンググループの主な研究、検討テーマです。現在は大きく2つにカテゴリーを分けています。Group-Aはプロダクトの開発分野。Group-Bはマーケティング、サービス開発分野となっています。特に、私どもにとって最重要である「炭素の土壌貯留技術」に関しては、とてつもないポテンシャルを秘めており、効果は証明されているものの、その一方でクレジット化へ向けた準備に関しては専門家との調査、検証を進めていく必要があります。現在、1億トン削減へ向け、私たちがファーストステージの地として選んだモンゴル国内にて、最強のチームが出来つつあります。近いうちにご紹介できると思いますので、是非楽しみにしていて下さい。
SDGsにて定めた期限2030年まであと8年を切りました。よりインパクトのある結果へと繋ぐためには、組織やジャンルの壁を取り払った交流により沢山の叡智を結集し、アクションに移すことが何よりも重要です。
hmp2030では、カーボンニュートラル社会の早期実現に向け、社会課題へ取り組むプレイヤーが個々で活動するのではなく、共同、連携して課題解決に取り組むための一つのスキーム(コレクティブインパクト)を形成していきます。まさにこのワーキンググループによってコレクティブインパクトを発揮していきたいと考えています。
「すべての企業が、脱炭素社会実現への立役者となる。」をイメージしています。
カーボンニュートラルの実現へ関連情報の発信拠点となり、皆様オリジナルの活動にも最大限活かしていただける双方向での交流を深められるよう「Hundred Million」ワーキンググループメンバーも随時募集していますので、ぜひご興味のある方はこちらよりご参加下さい。最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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