いつもKabbara Timesをお読みいただきありがとうございます。沼倉です。ウェブメディアなどをモニタリングできるシステムなどを運営するトドナオタ社より発表されたランキングにて、興味深い結果がありましたので共有させていただきます。
昨年2022年10月、ニュースやプレスリリースで話題になったトレンドキーワードとして通常であればあまりランクインしないようなキーワードが上がり話題となったようです。
そのキーワードは、本日の記事タイトルにもあった『ちばぎんローン』です。キーワードだけ見るとたまたま、銀行のローン関係の新商品がトレンドに上がってきただけにも見えるのですが、実はこのキーワードは『SDGs、ESG、サステナビリティ』に関連した範囲のランキングでランクインし、話題となりました。
サステナビリティ×ローン
2022年から千葉銀行がスタートした『ちばぎんSDGsリーダーズローン』では、サステナビリティ経営を積極的に展開しようとする事業者が、SDGsに関わる目標などを設定し、達成時には金利が優遇される融資制度です。要するに、売上伸ばして返済してくれるだけじゃなく、地球にやさしい経営したら金利安くしますよ、というローンということですね。
このように、ここ数年で金融機関がサステナビリティを軸にした金融商品やサービスを実施している例はとても年々増えてきています。
ここからも分かるように、これまでは企業の活動としては、サステナビリティや環境配慮などへの貢献が、あくまでも企業活動のプラスアルファ的存在でしたが、ここまでくるともう経営の軸と呼べるくらいの話になってきているように感じます。
現在は、定款と資本金と印鑑があれば会社を登記してすぐに事業がスタートできますが、そのうち、環境配慮への計画などが組み込まれている資料がなければ会社登記が認められない(例えば、CO2の排出量計画書、SBT認定取得など・・・)ような時代も来るのでは?と思ってしまう今日このごろです。
このような事例は、また改めてまとめてご紹介していきたいと思いますので、是非みなさんもこういった事例の情報をチェックしてみてください。
本日も最後までお読みいただき誠にありがとうございました。