いつもお読みいただきありがとうございます。Kabbara沼倉です。オーガニック食品、衣類、雑貨など、ここ数年間で多くのエシカル・サステナブルな商品が販売され、数年前では考えられないほど目にするようになりました。
エシカル・サステナブル分野で、私個人的に驚いた商品をご紹介します。その名も「Fairphone」。フェアという言葉の通り、全てがフェアトレード認証のとれた素材で作られています。それだけならあまり驚きはありませんでしたが、私が関心したのは、ディスプレイ、バッテリーそしてカメラにおいても簡単に自分で修理可能な状態で販売されていることです。
電子機器関連の商品は、革製品などと比較しても部品寿命が一般的にかなり短く、一部トラブルが起こったら丸ごと交換するのが当たり前。E-waste(電子製品廃棄物)の問題やCO2排出に大きく関わってきます。
自分で修理しやすく、壊れた部分だけ取り替えて使える部分は寿命まで使うことで、製品自体の寿命は何倍にも延びます。
Fairphone
最近では2台以上スマホを持つ方も多くなっているようです。一つは自分の好きなスマホ、もう一台は長く使えてエシカルなFirphoneで少しでも環境に優しく、という方もこれからどんどん増えていくのではないでしょうか?私もこの記事を書きながら2台目を交換する際はFairphoneにしようかな、と考えています。長く使うことで、革製品のようによりいっそう愛着も湧きそうです。
サステナブルやエシカルというと「何かを我慢」というニュアンスに捉えられがちですが、サステナブルだからこそ、エシカルだからこそ、の楽しさが詰まった製品がこれから多く誕生していくことを楽しみにしています。
GIZMODOさんで、Fairphoneについて詳しくレビューされていますので、ぜひこちらの記事もご覧になってください。