いつもお読みいただきありがとうございます。Kabbara沼倉です。「カーボンオークション」という言葉聞いたことありますか？カーボンオークションとは、温室効果ガスの排出権やカーボンクレジットをオークション形式で購入する仕組みのことをいいます。アメリカを始め、いくつの国ではすでにこのカーボンオークションがスタートしています。
一般的な排出権やカーボンクレジットの売買との違いは、オークションという名前の通り、企業同士が競売によって取引する仕組みであり、「株の取引」と同様の仕組みで取引されています。
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つまり、カーボンオークションでは、売り手が排出権やクレジットを競売にかけ、買い手が需要に応じて入札を行います。カーボンオークションは市場で需要と供給に応じて価格が形成される競売方式になっているので、今後より多くの企業や一般投資家がそこに参加することも多いに期待されています。また、より革新的な技術やテクノロジーの発展を促す機会にもなると今世界中から期待を寄せられています。
一方で新たな仕組みには当然デメリットもありますが、気候変動対策として、デメリットを大きく超える効果が期待できる限りどんどん取り入れられるべきでしょう。
日本では、ようやくカーボンクレジット取引市場の体制がととのいつつある現状なので、国内でカーボンオークションが一般的になってくるのは随分先になると思いますし、まだまだカーボンオークションについては情報が少ないので、ぜひこれから一緒に注目していきましょう。
