明日をより良くするために!株式会社あしたも良い日 佐藤社長インタビュー – SBT認定取得の背景と未来への展望

   by kabbara        
明日をより良くするために!株式会社あしたも良い日 佐藤社長インタビュー – SBT認定取得の背景と未来への展望

SBT認定取得企業さまの声(サービスのご利用事例)をお届けいたします。

株式会社あしたも良い日さまは、生活の不安、不満、不便を解決する便利屋サービスを主力事業とされています。また、子会社の佐藤清掃社さまでは廃棄物回収事業を行い、地域社会への貢献と持続可能な社会の実現を目指し、環境保護にも力を入れられています。

この度、代表取締役の佐藤健雄さまに、SBT認定取得の背景を含めたお話を伺いました。

株式会社あしたも良い日 佐藤社長

中小企業へのカーボンニュートラル支援→中小企業版SBT認定取得サービスはこちら

「株式会社あしたも良い日」は社名のとおり、お客様、社員、そして関わる全ての方々の「あした」をより良くしたいという願いを込めて設立しました。弊社の主力事業である便利屋サービスは、生活の不安、不満、不便を解決することです。暮らしの中の様々な困り事を解決するお手伝いをしています。

私は以前、墓石販売会社で営業職をしていました。その際、お客様から「お墓は必要だが、その前に日々の生活で困っていることがたくさんある」という声を多く耳にしました。例えば、高齢の男性が亡くなり、電球交換ができずに困っている女性や、その逆で料理ができずに困っている男性など、様々な不安や不満を抱えている方がいました。そのような報告から、会社に新サービスを提案したのですが、なかなか受け入れてもらえませんでした。

そのような状況に触れる中で、「暮らしの不安を解消したい」という強い思いが募り、一念発起し、便利屋事業にて独立するに至りました。

弊社では、電気交換や料理のお手伝いなど、日常生活の様々な困り事を解決するサービスを提供しています。

また、「株式会社あしたも良い日」の子会社である佐藤清掃社は、廃棄物回収事業を行っています。新規顧客開拓に関しては当然ですが、いかに他社との違いを明確にしていくかが重要となります。弊社では、環境保護に特化した事業展開を行うことで、競合他社との差別化を図り、企業からの信頼を得られるよう努めています。現在、弊社のパッカー車にも環境保護へのポリシーを掲げ活動しています。

佐藤清掃社パッカー車

SBT認定取得のきっかけを教えて下さい。

はたらく風景

私は以前、地域社会に貢献することを目的とした青年会議所において、危機管理委員会の委員長を務めていました。危機管理委員会では、自然災害への対策を目的とした活動を行っています。具体的には、自然災害に関する講演会などを開催し、専門家から災害の現状や対策について学んでいます。近年、自然災害の発生件数が増加傾向にあるというお話をお伺いしました。

あしたも良い日のビジョンは、地域の生活における不安や不満を解消することです。自然災害は、人々の生活に深刻な影響を与える脅威であり、弊社としても何らかの対策を講じる必要があると考えていました。

そのような中、SBT(Science Based Targets)の存在を知り、弊社にとって大きなチャンスだと捉えました。

弊社の理念は、従業員を含む、関わる全ての人々の明日を良い日にすることですが、便利屋事業や清掃事業において明確な強みを見出せていませんでした。国際基準に準拠した脱炭素へのコミットを明確にすることは、弊社の強みとなり、社会貢献にも繋がるものと考えました。また、私には10歳になる娘がいまして、私は子供がすきですから、未来を考えるととても不安になりました。私どもの取り組みが一助になればと言う思いも含め、SBTを取得するに至りました。

SBTの取得で、どんな変革(成果)を期待しますか?

自治体との連携

SBT取得の最大の目的は、競合優位性を高めることです。秋田県では、環境への配慮が企業の競争力を左右する時代が到来しつつあります。

環境への取り組みが遅れてしまうと、将来的に事業機会を失う可能性もあるため、SBT取得を先駆けて行うことにしました。また、弊社では「かっこいい大人になろう」というプロジェクトを推進していて、環境問題への意識向上もその一環と捉えています。ペットボトルのラベルを分別するなど、環境に配慮した行動をとることは、従業員一人ひとりの意識改革に繋がり、「かっこいい大人」を体現することに繋がると考えています。

SBT取得をきっかけに、従業員の環境問題に対する意識が向上し、社内全体で環境保護への取り組みが活発化することを期待しています。また、周囲からの関心の高まりを受け、SBTの普及啓発活動にも貢献できればと考えています。

SBT取得は、単なる目標設定ではなく、持続可能な社会の実現に向けた第一歩です。今後も、SBTの達成に向けた取り組みを継続することで、企業価値を高め、社会に貢献していきたいと考えています。

Kabbara社のサービスを選ばれた理由はなんですか?

信頼できる経営者の方より紹介を受けたので、正直に言うとその方との信頼関係がKabbaraさんを選ぶ動機でした。

お恥ずかしい話、私がまったく知識がなく、社内にも敵した人材がいない状況でした。そんな中で、ご指導いただくまま準備を進めた結果、気づいたら認定取得が完了していました。

とにかく100%おまかせすることでスムーズに取得することが出来、とても感謝しております。

最後に、一言お願いします!

「従業員や関わるすべての人々に明日も良い日になってもらいたい」という理念を達成するために、環境への取り組みを強化し、災害リスクの軽減に努めてまいります。

環境問題や災害リスクの軽減は、一社だけで解決できるものではありません。そこで、弊社では、便利屋事業の同業者と協力し、地域社会や環境問題にも貢献できるような団体を設立する計画を進めています。

今後も、地域社会への貢献と持続可能な社会の実現に向けて、積極的に学び、行動してまいります。

まとめ

今回の株式会社あしたも良い日、佐藤社長へのインタビュー取材を通して、Kabbaraとして非常に多くの学びと刺激をいただきました。

佐藤社長の「お客様、社員、そして関わる全ての方々の『あした』をより良くしたい」という熱い想い、そしてそれを実現するための具体的な行動力に深く感銘を受けました。

特に、SBT認定取得の背景にある、10歳になる娘さんの未来を真剣に考える親心と、地域社会への貢献を両立させたいという強い意志には心を打たれました。また、「かっこいい大人になろう」というプロジェクトを通じて、従業員一人ひとりの意識改革を目指すというお話からは、組織全体で成長していこうという熱意が伝わってきました。

佐藤社長の言葉にもあったように、環境問題や災害リスクの軽減は一社だけで解決できるものではありません。Kabbaraは、これからも様々な企業と連携し、共に学び、行動していくことで、未来の人類に誇れる2030年を目指してまいります。

SBT(Science Based Targets)とは?

SBTとは、Science Based Targetsの略で、科学的根拠に基づいた温室効果ガス排出削減目標のことです。パリ協定で合意された「世界の平均気温上昇を産業革命前比で2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力をする」という目標を達成するために、企業が設定する排出削減目標を指します。Science Based Targets initiative(SBTi)が認定する、科学的根拠に基づいた温室効果ガス排出削減目標のことです。SBTiは、CDP、国連グローバル・コンパクト、世界資源研究所(WRI)、世界自然保護基金(WWF)の4団体によって設立された国際的なイニシアチブです。

CDP、国連グローバル・コンパクト、世界資源研究所(WRI)、世界自然保護基金(WWF)の4団体

SBTが重要視されている理由は、企業の脱炭素化への取り組みを客観的に評価できる指標となるからです。SBTを取得することで、企業は以下のようなメリットを得られます。

  • ブランドイメージの向上
    環境意識の高まりとともに、消費者は企業の環境への取り組みを重視するようになっています。SBT導入は、企業の持続可能性に対するコミットメントを示すことで、消費者の共感を呼び、ブランドイメージ向上に繋がります。
  • 投資家からの評価向上
    ESG投資が主流となる中、SBTは企業の長期的な成長性を評価する上で重要な指標となっています。SBT導入は、投資家からの信頼獲得、資金調達、企業価値向上に貢献します。
  • 競争力強化
    SBT達成に向けた取り組みは、省エネルギー化、資源効率の向上、イノベーション促進など、企業の競争力強化に繋がる効果も期待できます。
  • リスク管理
    気候変動による事業リスクは、今後ますます高まることが予想されます。SBT導入は、気候変動リスクを早期に特定し、対策を講じることで、事業の安定化に貢献します。
  • 従業員のエンゲージメント向上
    環境問題への意識が高い従業員にとって、SBT導入は企業への愛着や誇りを高め、モチベーション向上に繋がります。

SBTは、企業規模や業種を問わず、あらゆる企業にとって有益な取り組みです。

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