
近年、大手企業を中心にサプライチェーン全体でのCO2削減が加速しており、サプライヤーに求められるCO2排出量データの「質」が劇的に変化しています。これまでの「業界平均値(2次データ)」による報告では、企業の削減努力が反映されず、評価されないデータとなりつつあります。
このような背景の中、環境省は2025年3月31日に「1次データを活用したサプライチェーン排出量算定ガイド」を公開し、自社の活動を正確に反映する「1次データ」の利用を公式に推奨し、1次データでなければ正確な排出量および活動削減量とは見なされないことを強調しています。弊社は、この新たな必須要件に対応し、企業の脱炭素経営を強力に支援するために本サービスを提供します。今回はプレスリリースにて公開させていただいた内容をKabbara Timesでも紹介させていただきます。
サマリー
- CO2排出量「製品1次データ」算定サービス
- トライアル募集要項
- 今後の展望
この度リリースしたCO2排出量製品1次データ算定サービスは、弊社独自の算定フレームワークとSCSK株式会社の開発するCO2排出量算定サービス「CO×COカルテ(ココカルテ)」を活用し、中小企業の経営者様や脱炭素ご担当者様向けに、以下のようなサービスを提供します。
①手間なく、確かな算定を実現
会計データをアップロードし、ヒアリングに答えるだけで、お客様の算定業務は一切不要です。環境省ガイドラインに準拠した算定プロセスと、独自アルゴリズムによる高い信頼性を実現した算定ツール
「CO×COカルテ(ココカルテ)」(開発元:SCSK株式会社)を活用し、確かな算定をサポートします。

②1次データ算定結果が即、企業価値へ
これまでの業界平均値(2次データ)では評価されにくかった企業の削減努力を数値化し、環境への貢献を具体的な「会社の強み」として明確な差別化を図ります。製品単位での1次データ算定により、取引先から選ばれる理由を創出し、サプライチェーン排出量削減への貢献を通じて企業価値を高めます。
取引会社のサプライチェーンCO2排出量算定に必要となる原材料から工場出荷までの製品単位の1次データをGHGプロトコル製品ライフサイクル算定基準に則って算定し、貴社専用レポートとして提供します。また、ご要望に応じて第三者認証取得の様式に合わせたレポートのご提供も可能です。
トライアル募集要項
募集数:先着5社
対象の法人:CO2排出量製品1次データを作成したい法人
対象業種:製造業、建設業、情報サービス業
ご提供価格:トライアル価格 or 応相談
応募方法:下記応募フォームより情報を記入し送信してください。
▼トライアル応募▼
※応募フォーム送信後サポートチームよりご連絡させていただきます。ご応募の結果、当サービスをお受けいただけない場合もございます。ご了承ください。
今後の展望
今後の展望
私たちは、CO2排出量「製品1次データ」算定サービスを通じて、より多くの中小企業が脱炭素経営を推進し、持続可能な社会の実現に貢献できるよう支援してまいります 。
今回の先着5社限定でのトライアル募集を通じて、サービスの普及と改善に努めるとともに、お客様の具体的なニーズや課題を深く理解し、サービスのさらなる機能拡充と利便性向上を図ってまいります。
本サービスを起点とし『1次データ開示による三方よし』をコアコンセプトとする、単なるデータ開示の促進に留まらず、企業間の連携を強化し、社会全体の意識変革を促すため『Green Link Challenge』という企業間のネットワーク構築プロジェクトを立ち上げる計画を立てています。
本サービスをより多くの企業さまに提供し、サプライチェーン全体の脱炭素化を加速させることで、企業価値向上と社会全体の環境負荷低減、さらには日本のカーボンニュートラルに貢献することを目指します。環境省が推奨する「1次データ」の活用を広く促進し 、企業の環境への取り組みが正当に評価される社会の実現に尽力してまいります。
▼サービスLP
CO2製品一次データ算定サービス
▼今回公開したプレスリリースはこちら
【先着5社限定】中小企業のCO2可視化。必要なのは製品1次データです!”算定作業ゼロ”取得困難なCO2排出量「製品1次データ」を自動で発行する新サービス、誕生。リリースに際しトライアル募集を開始。