いつもお読みいただきありがとうございます。Kabbara沼倉です。現在、日本には助成金や補助金といった企業を支援する制度が多く整備されています。数ある支援制度の中でも、昨今カーボンニュートラル・脱炭素関連に対する補助金が増えてきています。
今最も申請数が多いと言われている支援制度の一つに「ものづくり補助金」がありますが、その中でも「グリーン枠」という令和3年度予算から創設された補助金枠が一時話題となりました。
ものづくり補助金とは・・・
中小企業等による生産性向上に資する革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資を支援する補助金です。※正式名称は「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」
ものづくり補助金 グリーン枠とは・・・
温室効果ガスの排出削減に資する革新的な製品・サービス開発又は炭素生産性向上を伴う生産プロセス・サービス提供方法の改善による生産性向上に必要な設備・システム投資等を支援。
このグリーン枠が今年2023年からパワーアップし、上限2000万円→上限4000万円と補助上限枠が大幅に拡大されました。特に目を引くのが、上限4000万円までの申請ができる条件に、脱炭素経営のグローバルスタンダードであるSBT認定の取得が加わったことです。
これまでは、社会的責任の大きな企業やカーボンニュートラルへの意識が高い企業が積極的に取得することが多かったSBT認定ですが、今後はこのような補助金への対応のために取得を検討する企業が増加しそうですね。
SBT認定取得支援サービスを行っている弊社へも日々SBT認定に関するお問い合わせが届いています。昨年は1ヶ月程度で取得できた認定も今は3ヶ月以上かかる企業様も出てきているので、今後認定審査がおりるまでより時間がかかるかもしれませんので、ご検討の場合はぜひ早めにお問い合わせください。
補助金の詳細に関しては是非ものづくり補助金特設サイトをご覧ください。
上記、紹介した画像はこちらの資料の内容となっています。