秋田県にてカーボンニュートラル実現へ向け様々な活動をされているリーズン社(秋田市、代表 平野尚史さん)の活動でYTO実行委員会が主催された、秋田県出身のシンガーソングライター高田由香さんが二酸化炭素の排出を実質ゼロにする「ゼロ・カーボンライブ」が、経済産業省、東北経済産業局、令和5年度東北地区カーボン・オフセットグランプリ「優秀賞」を受賞されました。
私共Kabbaraといたしましても、微力ながらライブにおける「二酸化炭素を主とする温室効果ガスの排出量の算定」担当という形で関わらさせていただきました。(以前、こちらの記事で紹介させていただきました)
本表彰は、J-クレジット東北地域推進協議会が、他の模範となるカーボン・オフセットの取り組みを評価し、その実施団体を表彰するものです。本表彰により優秀な取り組みを広く紹介することで、カーボン・オフセットの普及や理解促進を図るとともに、地球温暖化対策から波及する複合的な社会貢献を奨励し、脱炭素社会の実現に資することを目的とされています。
評価のポイントとしては、秋田初のカーボン・オフセット音楽ライブイベントであり独自性が高い点や、ライブ開催地である秋田県のクレジットを活用したことで、地産地消的な取組を実現した。新聞やTVニュースに掲載される等メディアにて広く周知を行っている点が評価されました。
リーズンさんは、「ゼロカーボン」をテーマに現在新たなプロジェクトも準備されています。今回も弊社は排出用算定の分野にて協力させていただいています。
今回の受賞は、「カーボンオフセットの活用」ということですが、もちろんカーボンニュートラルへ向け、CO2削減によって排出量を限りなくゼロに近づけることが大前提であると思います。しかし、削減だけでは当然限界があり、上手にカーボンクレジットを組み合わせることも重要な取り組みであると思います。
世界共通のゴールである「カーボンニュートラル」の実現のため、脱炭素の技術を持つ企業同士が互いの強みを生かした共創関係をつくり、国境や企業の垣根を超えたアクションが必要と考えます。弊社としてもより積極的に共創関係を構築していきたいと思います。
リーズンさま、また関係者の皆様のチャレンジに心より敬意を表します。
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