これ、何だかわかりますかー?
オープン当日は、交通整理のために警察官も出動するほどの人だかりだったそうです。
そして、人だかりの中心はこんな感じ。
正解は、
お客さま、ご注文のコーヒーです。お待たせいたしましたー。(実際は、言いません)
そうです。
カフェでした。
カフェでした。
こちらは、上海にて人気ショップが立ち並ぶ場所にオープンした「HINICHIJOU(非日常)」と命名されたカフェ。見ての通り一風変わったお店でして、店舗と言っても出入り口もなければ、椅子もテーブルもおかれていません。コンクリートの壁にまあるく穴が空いているだけ。注文と決済は、穴から吊り下げられたQRコードにて行うシステム。商品が出来上がると店員さんが出来上がったコーヒーを「モフモフのクマの手」で渡してくれる。ちなみに待っている間は、この熊の手とじゃれ合うことも可能なのだそうです。
こんな、モフモフの手で商品提供してくれたら、一枚パシャリとSNSで教えたくなっちゃいますよね。
たしかに、人気が出るのもわかるような気がします。
そしてこのカフェには、ユニークなサービス提供の他に、とっても大切なコンセプトがあります。実はこのカフェは「障がい者が働ける場所」というコンセプトのもとオープンしたのです。
現在この店は4人で切り盛りしており、そのうち2人が聴覚障がい者。そして2人ともコーヒーマスターの資格を持ち、店長はさらに第6回全国障がい者職業技能コンクールのコーヒードリップ部門で優勝という実力の持ち主。当然味も美味しいうえに、上海ではかなり低価格なコーヒー1杯20元(約320円)で提供されています。しかも、身体障がい者の方へはコーヒー一杯無料。
このお店の王海青さんというオーナーは、店のコンセプトを定めようと仲間と話し合っている時、欧州旅行で見かけたある酒場を思い出したそうです。その酒場は、通りに面して小さな窓が設えてあり、お客様が注文した酒は、その小窓から提供される仕組み。後日に知ったそうなのですが、その酒場のバーテンダーは気の毒なほど容貌が崩れていて、小窓からの商品提供は、彼がお客様と顔を合わすことなく仕事ができる工夫だったのだそうです。
そのことを思い出し、「障がいのある人が就業機会を得る場にすることに決めた。しかも、容貌に大きなハンディキャップがあって社会参加が困難な人がリラックスして働けるよう、欧州で見た小窓酒場のように、非対面形式で運営することにした」とのこと。この「HINICHIJOU」は現在、中国国内に6店舗、17名の障がい者雇用までにひろがっているそうです。
コーヒーを提供する。
そんな、何処にでもある機会を、”ここにしかない価値” にすることが出来る。
そんなヒントを届けてくれたお店でした。
そんなヒントを届けてくれたお店でした。
現在のサービス +「?」= 新たな価値
2015年に採択された人類の行動指針「SDGs」の期限まで10年を切りました。Kabbaraは、この「?」部分に拘り、皆さんの「?」として選択いただけますようしっかりと準備してまいります。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
こころより、感謝申し上げます。
こころより、感謝申し上げます。
追伸
運がいいと、バラを添えてくれることもあるとか・・・
運がいいと、バラを添えてくれることもあるとか・・・
惚れちゃいそうです。
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出典:
壁の穴からコーヒーをどうぞ 上海の「熊の手コーヒー」に行列 国際ニュース:AFPBB News
モフモフの“熊の手”が穴からコーヒーを手渡し上海の障がい者支援カフェが非対面形式を選んだワケ:クーリエ・ジャポン
中国テックスタートアップメディア:36Kr japan
壁の穴からコーヒーをどうぞ 上海の「熊の手コーヒー」に行列 国際ニュース:AFPBB News
モフモフの“熊の手”が穴からコーヒーを手渡し上海の障がい者支援カフェが非対面形式を選んだワケ:クーリエ・ジャポン
中国テックスタートアップメディア:36Kr japan