気候変動、カーボンニュートラル、情報過多で混乱しているあなたへ

   by Yu Numakura        
気候変動、カーボンニュートラル、情報過多で混乱しているあなたへ
いつもKabbara Timesにアクセスいただきありがとうございます。沼倉です。
とても嬉しいことに、最近当Kabbara Timesへ多くの方にアクセスいただいています。昨年の立ち上げから早11ヶ月。公開から毎月最高アクセス数を更新しており、ご愛読いただいている方が着実に増えています。
元々弊社関係者からのアクセスがほとんどをしめていたのですが、数ヶ月前から検索からアクセスいただく人が増え、今では大部分が検索をきっかけに外部の方にご愛読いただいている状態です。
本当にありがとうございます。これからもKababra Timesは進化し続けていきますので、これからもよろしくお願いいたします。
さて、本日の本題です。私自身もそうだったのですが、環境問題に関する情報、特に気候変動対策やカーボンニュートラルに関連した情報は、情報量がとてつもなく多いだけでなく、専門的な用語も多く、さらに情報源があいまい、情報過多による情報の混乱に陥りやすいと感じています。
私達がカーボンニュートラル事業をスタートした際も、そもそもどこから正確な情報を手に入れたら良いか分からず、いろんな情報サイトを巡っては混乱し、時に各省庁や関連団体へ問い合わせしたり右往左往の連続だったことを今でもはっきり覚えています。
特に、どの情報源から、確実で正確な情報を手にいれるかは重要です。もし、あなたが同じような状態にあるとしたら、ぜひ今回おすすめするサイトを参考にしてみてください。

グリーンバリューチェーンプラットフォーム(環境省・経済産業省)

グリーンバリューチェーンプラットフォームは、環境省の公式WEBサイト内にある、脱炭素経営に特化した特設サイトです。経産省との共同で運営されています。一見、温室効果ガスの算出をする企業だけが必要とする情報のようにも見えますが、掲載されている情報は、「脱炭素」に関連した基本的な情報からCO2算出、SBT認定など、脱炭素に関わる情報はとても広くそして細かく掲載されています。もちろん政府が運営しているサイトなのでここで得られる情報は公認の情報ソースです。他のWEBサイトなどで得た情報の信憑性などを調べる際にも有効なサイトです。

A-PLAT:気候変動適応情報プラットフォーム(国立研究開発法人国立環境研究所)

A-PLATは、国立研究開発法人国立環境研究所が運営しているWEBサイト。これから起こる気候変動に対し、原因をどう緩和し、変動にどう適応して生きていくか、というテーマが中心のサイトです。こちらのサイトも一見テーマの絞られたサイトに感じますが、基本的な情報はもちろん、政府、企業の取り組み事例や、学術論文、研究データ、海外の情報まで、掲載される情報量とテーマの幅はかなりのものです。

WWF(世界自然保護基金)

最後にWWF公式サイトです。こちらは、他の情報ソースで知り合えた難しい情報をイメージで理解するために、とても有効なサイトです。特に、一般の方で、気候変動やカーボンニュートラルは、難しいテーマや聞いたこともない英単語など、なかなか腑に落ちた理解ができない事がとても多いと思います。”寄付へのご案内のポップアップ”がとても騒がしいのはさておき、イラストや写真の多用で、とてもイメージが湧きやすい説明が特徴です。特に、各アクション別の特設ページ(例1)は、分かりやすく、子供でも理解できるような作りになっています。
今回はそれぞれ色の違う3つのサイトを紹介させていただきました。一般的な知識からかなりコアな情報まで網羅することができますので、日ごろから耳にする情報の信憑性や整合性を確かめるためにも、ぜひこれらのサイトを参考にしてみてください。
もちろん、上記のサイトだけでなく、このKabbara Timesも引き続きご愛読よろしくお願いします。本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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